めっちゃﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ来てた。
密かにこういうの覗いてまう　笑





「＊　akane's　manko　＊」





まんまかよ！！
ちょっとは隠せよ･･･。
と言いたい　笑

まぁええ！
んなこたーどうでもいい。


まきさんの嫌いなもん。
苦手なもんは



「虫」



特に飛んで来る奴ら。
あいつらさー
精密じゃん。

カブトムシやらセミやら
ひっくり返したら
めっちゃ精密じゃん。

あれがまずダメ。
頑張って生きてるのは
知っとるよ。
だから苦手でも叩いたりせんよ。

てか
叩けんけどね。
ティッシュ越しにも触れん。



なのに
まきの実家は
虫だらけ。



昔っからあいつらには
悩まされとったん。



中でも
この時期に多い

「カメムシ」

こいつは強敵。
一人暮らしを始めても
電気んとこ
パチンパチンって音がしたら
思わず低姿勢で見てまう位の後遺症を
まきに植え付けやがった。




その昔、
まきがまだ小学生の頃。

当時大好きだった
アイドルの巨大なポスターを
ベッドの横に貼ってたのね。

でも、おとんから
壁に穴を開けたらいけん。
という指令が出てたもんで

ポスターは全部
押しピンでは無く
セロテープで止めてたん。

なもんで、
よく一部が剥がれたり
湿気でふにゃってたので
自分で貼り直したりしてた。




そんなある日、
いつものように大好きな
アイドルの歌を聴き
ベッドでボーっと彼を見てた。

ポスターの彼を。
めっちゃ笑顔で見つめ返してくる彼を（勘違い）


そんな彼を見てて
ふと、
今日ちょっとふにゃってるじゃん。
と思い
彼を撫でながら真っ直ぐ張り替えてた。



そしたら、
ちょうど彼の口の辺りに
違和感があったのね。



なんだろ？
ゴツゴツする･･･。



と思い、押してみた。


キシュキシュ･･･。
音にしたらこんな感じ。



その音と感覚が心地よかったのか
まきは押し続けた。
その内ポスターの下から
落ちて来るだろうと･･･。



キシュキシュ･･･
キシュキシュ･･･



キシュキシュ･･･






ブーン･･･





････






ブ、ブーン？？





電気の辺りを飛んでる
あいつに気をとられた。





！！！！！





ちょっと
勇気を出して
キシュキシュしてた
指をゆっくり嗅いでみた。



大丈夫。
あいつの臭いはない。




ゆっくり彼に近づいてみる･･･。
笑顔の彼に･･･。



ツーンと臭うあの香り。


やばい！
あいつだ！！
あいつがこの中にいる！！


寒気がした。
あいつをキシュキシュしてたなんて。
しかも指で･･･。



ティッシュ越しにも
あいつらを触れないまきは
もちろんソレを処理出来ず
そのまま放置となった･･･。



それから
その彼を見ても


こいつの笑顔には裏がある。


と思い
そのポスターが嫌いになった　笑



数日後、
電気を消して就寝中。




冷たい。



と思い目が覚めたまきはゾッとした。



彼だ！！




ポスターの四つ角の上部分が
剥がれてまきの顔に
ぴったりくっついてた。



待て待て。
お前にはあいつが
くっついてんだろ。



と思い、
ゆっくりポスターを動かさないよう
やっとの思いでベッドから降り、
電気をつけた。


そこには
茶色く黄ばんだ、裏側を見せてる彼と
壁にぺったり張り付いたやつが居た･･･。



まきは叫んだ。




お兄ちゃーん、
カメムシ取ってー。




今でも実家に帰ると
低空飛行して来るヤツらに
悩まされてる･･･笑